小佐波御前山
富山市の南部大沢野、神通峡の入り口にある山で、気軽に行けるので四季を通して登っている
山である。起点は猿倉山にある風の塔。冬場は下の駐車場。遊歩道が整備されていて小佐波御
前山には無人の山小屋がある。芦生部落へ下り舟倉用水路を辿るルートもある。見所は御前山
からの展望と、断崖絶壁にある獅子が鼻と呼ばれる奇岩からの眺望である。
上市町で営業していた頃は、千石城山や、高峰山がトレーニングの場だったが、市内に店を移して
からはこちらの方が近いのでトレーニングを兼ねて訪れている。
2008年 平成20年3月23日(日) |
2008年 平成20年12月23日 |
2010年 平成22年11月4日 |
2011年 平成23年1月2日 |
2017年 平成28年12月4日 |
会の仲間と | 雪山散歩 | 午後から思い立って | 猿倉山へ散歩 | 芦生から |
2024年 令和6年12月14日 |
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急に思い立って |
2024年12月14日
2024年12月14日
令和6年
急に思い立って
富山市内の仕事場に着いてしばらくすると、青空が見えているではないか?!
たまらず、近くの猿倉山へ走る。
路面には全く雪ないが、猿倉の上の駐車場には15センチ位の積雪。
既に轍が出来ており、上の広場には10台位車が来ていた。
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11:30 スタート 即 山服に着かえててスタート。 念のため水とガス、どんべいをザックに詰めた。 カンジキは頭になかった!行けるところまで〜と |
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登り始めると、ポツポツト下山者に出会う。 単独者ばかり。 少し登って、う回路の分岐点から駐車所を振り返る、 積雪15センチ位 |
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ベチャベチャなトラバース道を終えて、車道に出る、 神通峡の展望台がひっそりと佇む。 そのまま車道を下る。 出るのが遅かったのでやや焦りもあり速足で下る。 |
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車道から尾根道に入る。 しっかりと踏まれているので踏み外すこともない。 一か所、急斜面に倒木が登山道を跨いでいて、 注意しながら跨いだ。 鉄塔を越えると、広い尾根道が階段状に続く。 同じリズムになって片方のもも上げが続く。 たまらず反対の足で踏み越す。 ようやく身体が温まってきて汗が滴る。 フリースを脱ぐと冷え冷えと感じたが軽くなった。。 12:36 御前山分岐地点。 タイミング良くここから引き返す単独の女性とすれ違う。 |
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前方に青空が見えて、心が弾む〜 焦る気持ちもあったが、少し落ち着いて来た。 |
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12:57 最奥の駐車場広場に出る。 ユーターンするように左折する。 獅子が鼻の看板を見ながら先へ進む |
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前方に山頂が見え始めた。 次々と下山者とすれ違う。 流石に高度が上がり、積雪も多く深くなった。 膝上位の深さだった。 しっかり踏まれて奇麗なトレイルが出来ている半面 急斜面では踏み跡が消されて滑り台の様になっている。 靴先を蹴り込んで登る。 |
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13:32 山頂に着いた。静かだった、小雪パラパラ |
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視界もない。 |
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13:32 小屋に着いた。貸し切り 足裏に着いた雪を払うと、奥にも同じような塊が多く散見された。 皆同じようなことをしたのだろう〜 ガスを焚いて湯を沸かし、ドンベイを食べる。 火を焚くと見ているだけでも暖かく感じる。 14:10 小屋を出る 先程の夏道の階段は、滑り台になっている。 横向きになって 登山靴のエッジを効かせて下った。 ストックに頼りきって下る。 14:36 奥の広場(車道)から少し先でショートカットして近道。 途中でスマホの電池切れ! 予備に持参のガーミンのGPSでログをとっていたのでカバーできた。 |
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15:17 下山 一台の車もいなかった。辺りは明るく、路面も緩みスリップの 心配もなかった。 誰もいない駐車場で素っ裸になって、普段着に着かえた。 |
28年12月4日
芦生から
初めてここからのコースで登ってみた。
登山口の神社横からと、事前の調べで理解していたが実際には二つの神社があった。
小さな谷を越えると神社があり反対の川側に3台が停車できる広場があった。先行者があり中央に停車し
ていたが、私の車を見て幅寄せしてくれた。男女二人ずれだった。
準備をして出ると、先行していた二人が神社から戻って来た。「先が行きどまりになっている」とルートの間違いを
指摘して道路を戻っていった。
私は地図上で同じルートを確認していたが、実際に登ってみると、明らかに登山道ではなかった。
一旦戻りかけたが、地図を良く見ると30M先に林道が有る、よく見ると道路の石垣が見えた。本来の予定した
ルートではなかったが若干のやぶ漕ぎで林道に這い上がった。
その林道を辿ると登山口の案内板に出会った。(下山後、実際には小さな谷の手前の高台に登山口の神社があり
そこから登ると、本来の登山道に出る。)
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9:00 車の停車した場所より、少しもどって橋(谷)を渡ると 石段があり神社がある。(目線より高台にあり判りにくい) この写真広場の向かいにあるお社は登山道には繋がっていない。 間違いである。 本来は 神社の左手から竹林を登ると、用水上の道路に出る。 そこに登山口がある。 |
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いきなりの急登で谷にそってゆっくり高度を上げて行く しばらく登ると平坦になり、かつての集落跡地に出る。 10:14 今生津、芦生との分岐。 |
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かつて集落があった台地。 水源地があり小川には水流があった。 神社跡地らしきところに銀杏の木が黄色く葉を落としている。 |
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平坦地を過ぎると再び急登になる。 キノコがないか探して、藪に分け入ったが発見できず。 11:25 尾根に沿って登りきると、本来のルートに合流した。 数組のグループが広場のベンチで食事中だった。 一緒に登って来たペアも食事中だった。 小屋を通り越して展望台に行く。 |
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11:45 一旦、展望台に行きアルプスの写真を撮る。風が寒くて長居は出来なかった。 小屋に戻ると、男女がいて、ガスをつかって食事中だった。 反対側にテーブルを確保して鍋を作って食事をし始めると 次々に人が入ってきて隣に座った。 賑やかになって 話が弾む。 12:54 食後は来た道を戻ったが、思った以上の急な斜面にスリップしないように 注意して下った。途中の見晴らしの良い処で休憩。 14:23 車に戻る |
平成23年1月2日
猿倉山へ散歩
2011年1月2日
元日は午後から息子とスキー場に行ったので、山へは出掛けた事にはなるのだろう。
今日はたまたま店に出掛ける用事があり市内に出た。午後時間が出来たので身近な
猿倉山へ向かった。 昨日のスキーで身体を動かしたので足取りも軽く長靴で登り始めた。
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午後2:08頃 猿倉スキー場と言っても既にリフトは撤去されて営業はしていないく、閑散とした雪山だ。それでも数人の若者と家族連れがスノーボやそりで斜面に動いている。 積雪は30p位だろうか。アウターを着て長靴でとりあえず登り始めた。 どんよりとして曇り空、風が寒い |
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車道に沿って登り始めると、時々下山者や散策している人に出会う。 既に多くの人が下ったのだろう綺麗にトレースが出来ている。 |
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2:23 猿倉山頂に神社が有ったので立ち寄り参拝。予定外の事でお賽銭を持っていなかったが、ずうずうしくもしっかり願い事をしてしまった。御利益はあるかな? 塔には2人の女性登山者がいて、1人はショートスキーを履いている。 声を掛けると(20年ぶりなのよ〜)と言ってモタモタと下っていった。 こんな腐れ雪の場合は歩いた方が楽だろう〜と思って見ていた。 |
こうして1時間あまりの2011年の初山行(散歩)は終わった。果たして今年はどんな山行が出来るのでしょうか?
平成22年11月4日
午後から思い立って
平成22年11月4日
しばらく忙しくて、夢中で仕事をしていた。ちょっと時間が取れたので、快晴の午後から出掛けた。
トレーニングを兼ね、早足で歩いた。熊騒動が報じられている中で1人の下山者に出会ったのみ。
14:30 頃から歩き始めて尾根道を快適に歩く。 紅葉がきれいだった。 |
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さすがに息も切れ切れでハーハーと 肩で息をする始末。で、ちょっと獅子 が鼻に寄り休憩。 |
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切れ落ちた断崖の縁に立つといっぺんで 汗が引いた。下の崖っぷちから度胸試しに 岩を伝って少し上に渡ってみたが恐かった。 いきなりの高度感は刺激が強すぎる。 |
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汗が引いたところで再び山頂に向かう 最後の登りではさすがにペースが落ちた 三角点に付く |
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誰も居ない空間 | |
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小屋にも寄ってみた きれいに整理されていた。 |
日が傾くのが早い | |
山頂から平野を望む | |
帰り道は西日が眩しい | |
下りの階段は膝への負担が大きいので 優しく降りた。 |
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枯れ葉の絨毯をサクサク歩く | |
再び獅子が鼻に寄る | |
2ヶ所の展望台がありここは下の方だった。 断崖絶壁に一輪の花 |
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反射台に寄ってみた。 | |
16:00 御前山展望台からの見晴らし |
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落書きが一杯だった。 |
トレーニングの場として時々は来たいと思っているが、怠け癖がついてしまっている。反省!
平成20年12月23日
平成20年12月23日
雪山散歩
暮れの押し迫った日。好天予報を聞いて空いてる仲間と散歩に出かけた。
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10:11 登山口には多数の登山者が居て列をなして登って行った。 |
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10:30 展望台の庵に着き神通峡を見下ろす。 |
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10:45 暫く歩いて、先ほど見ていた展望台を振り返る |
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トレースがきれいに出来ておりカンジキの出番がなかった |
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11:45 御前山を過ぎ、獅子が鼻も過ぎ、山頂が視野に入る。 このまま山頂に行っても多くの人で山頂や小屋は満杯と判断して 向かう事を止めた。 12:00 カンジキを装着して,、見晴らしの良い支尾根のはずれまで行き 雪のベンチを造りゆっくり昼。 案外静かな山行になった。やはりこれが正解だった。 |
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14:30 猿倉山に戻り斜面を下る。 山頂を踏まないでも雪山の楽しみ方は多様である。 |
平成20年3月23日(日)
会の仲間と
久しぶりに会の仲間と友人達を誘って出かけた。
さすがに春3月、先週まであった雪もすっかり消えて、猿倉山の頂上は
すっかり春めいて蕗の薹が至る所に顔を出している。
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8:30 猿倉山の上部駐車場に集合して出る。 全く雪は見えない。 人気の山にしては私達だけの パーティだった。 |
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「中部北陸自然歩道」標識に従って歩く しっかりとした整備された道がある。 巻き道から風の城を迂回して東屋を過ぎる。 最初の鉄塔に出るあたりにようやく路肩に 残雪を見る |
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9:30 ゆっくりとマンサクの芽吹きや咲き始めた キクザキイチゲなど 野草の名前を確認したりして御前山に 着く。 |
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さすがに見晴らしは良い しかし、黄砂の影響なのか ややもやっていて透明感が無い。 |
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途中水場を教えてもらう そこからようやく雪に乗る |
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10:00 林道をはずれて獅子が鼻に向かう 中部北陸自然歩道の標識に 手荷物を預けてゆく |
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さすがに高度感がある 今にも落ちそうな奇岩があり 下に林道があることを聞かされて さらに恐くなる。 |
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10:50 山頂が見えてきた |
11:10 山頂に着く 元県知事 中田幸吉さんの揮毫した石碑が あり、少し離れて小さな社が見晴らしの 良い所に鎮座している。 |
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11:20 山頂にある避難小屋でいつものように宴会。 それぞれ持ち寄った食材が実に豊富だ。 中でも炭火コンロの焼き物が実に旨かった。 13:30 お腹を満たしたところで、清掃し出る。 山頂で記念写真に収まる |
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快晴の尾根歩きは実に気持ちよい 足取りも軽く下山につく 結局カンジキは出番無し |
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15:10 猿倉山 風の城 近くにこうした気軽に取り付ける山が あるのは良い事です。 |