直線上に配置

   キラズ山

 2015年月13日
岐阜県境の尾根から

春の山菜取りで山頂に立ったことがある。今回はBCスキー仲間とキラズ山へ行ってきた。
登り口はさすがにルートの選択が決め手である。尾根に乗るまでが勝負の大半。尾根に乗ってしまえば迷うこともなく
高みを目指すのみ。雪質は斜面の向きによるが上部は軽い快適なパウダーだった。
NETで検索してみると記録があったので参考にさせてもらった。


7:00
神通川第2発電所で待ち合わせ

7:40
この看板が目印で横にある林道の上り口(冬季閉鎖中)へ止めた。
国道41号線で岐阜県境にある横山トンネルを出たところにある釣り堀。(左手にイワナの養殖場)
8:00
林道を登り始めると、イワナの養殖場が眼下に見える

8:10
国道から一段上の台地に上がると広い台地が奥の尾根に
当たるまで続いている。

その一角に立派な鳥居とお社があった。

鳥居の後方に建つお社はキラズ山をご神体として祭って
あるのだろうか山際に山を背にしている。
神社の前の広い台地(たぶん水田か畑)。その向こうに上るべき尾根が見えている。

今、正に朝日が稜線を照らし始めたところだった。
神社の裏に林道が続いている〜がショートカットして台地から先回りをたくらむ。少しでも高度を保ちたいので欲張って尾根の高みを目指す。

山際に小さな池があって、雪が解けて地肌が出ている所があった。
伏流水が暖かいので雪が積もらないのだろう。

そこにカモが数匹いて、いきなり飛び立ったのでその羽音に驚いた。
9:41
林道に乗り適当に取り付いたがこれが急登だった。
左の尾根に向かって斜面をトラバースしながら尾根に乗るタイミングを図る。小さな谷があっておまけに急斜面だった。

大汗をかいて100m位登って大休止!!

そこが今回の核心部だった。

初めてのコースはこれがあるから楽しい?のだが!!

後日の反省点
欲張らないで尾根の下から取り付いたほうが楽だった
11:00
尾根に乗ってしまえば安定した斜面を高みを目指すのみ。
ブナの林を順調に上る。

さすがに長いので2度ほど休憩を取る。
12:10
上部に行くと視界も広がり、オープンバーンもあって感激。
富山平野も向かいの山も快晴の中に見えている。
実に気持ちの良い尾根だった。
最上部の尾根を渡るTさん
同じくMさん
カモシカもたじたじで私たちを見送ってくれた。

12:30
山頂は広くゆっくりと昼。
窪地のような山頂。夏の雰囲気とは全く違った。

下りの最初は北向きの斜面を快適に下り、1000mあたりから尾根
に戻りしばらく登りのトレースたどって下る。頃合いを見計らって、
南側へ下る。
湿った重い雪をブナの巨木を縫って下る。
すごい巨木に唸ることしきり!
気温が高かったので雪が重い!

最後の段になって急な斜面にある藪に行く手を阻まれる
杉の人工林で間伐した中には雪が薄いので、雑木林に雪を求めて進んだのが困難の始まりだった。(反省)偵察すればよかったが〜


最後の神社裏に続く林道へ下ろうと向かうが100m位はやぶ漕ぎだった。ここのルーファイがうまくゆけば快適である。
神社裏から鳥居をくぐって林道を車に戻った。