三国山

     直線上に配置

津幡町 三国山 323,7M

12月16日

 足の向くまま、気の向くまま

一週間前平野部に初雪が有り、それが思わぬ大雪だった。それが一段落した師走の中日
久しぶりに雪山へ向かった。と言ってもさしたる目的があったわけでもなく、成り行きで三国山
へ向かうことになった。
山岳会の仲間が医王山に向かっているのでそれに追いつくように砺波方面に向かったが、
やはりいつものように気が変わってしまった。

昨年の冬、高岡市福岡町から宝達山へ向かった事がある。その時、山越えの道は冬季閉鎖
で渋々戻った経緯があるので、とりあえずそのリベンジを思った。8号線で小矢部市を越えて刈安北
交差点で右折し羽咋側から向かったのであるが〜

近くの石川県民の森に一度立ち寄り、さらりとキノコを探したが発見できず。
その公園を通過して七尾にむかう、 ところが途中にある三国山キャンプ場の看板を見て、またまた
気変りしそちらに向かったのである。

以下は参考写真(当日写真を忘れていた)積雪10p〜20p位    

    

下見のつもりで立ち寄ってみることに〜。

キャンプ場は小高い丘の一角に有り、小さな池やケビンなど環境の良い雰囲気があった。
さすがに山手に登ると雪が路面にあってぎりぎりの通行である。

 
見取り図に三国山へのルートがあって簡単に行けそうだった。長靴でとりあえず出かけてみる事に。

登山口の鳥居 (この日は15p位の新雪)
新雪を坪足で10分ほど行くと社殿と山頂への分岐があり、山頂へ向かう。

綺麗に整備されて快適に上れる。所々で竹が雪の重さでアーチ状に倒されているのをくぐって行く。20〜30分位で山頂に着く
 三国山山頂
標高 323.7メートルの山で、その名は加賀・能登・越中の三国にまたがることに由来します。
 山頂には、「ごんげん様」と呼ばれる三国山社(みくにさんしゃ)の鳥居と小さな祠(ほこら)が建っていました。

さすがに景色は良い。能登方面から富山方面、白山方面まで一望できた。幸い周囲は日当たりが良く雪はない。

祠は簡単な施錠で、中は四畳半位の板の間で解放されていた。
薄日が差していたので外で食事。一人の男性が登ってきてこの山の由来や歴史を語ってくれたので興味がわいた。

  《参考》
 毎年7月15日に、三国山から麓の集落に流れる水の恵みに感謝し、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る三国山社の祭礼が行われます。三国山を取り巻く加越能の3集落が、毎年交代で祭礼を行う珍しいしきたりが残っています。また、祠の「ごんげん様」を後ろに向けると、必ず雨が降るという言い伝えがある。

加賀の興津(津幡町)、能登の下河合(津幡町)、越中の嘉例谷(小矢部市)の3集落が毎年持ち回りで、例祭の世話をしています。
  帰りに、立ち枯れした木に、ナメコとヒラタケが生っていて、勿体ないので神様に感謝して頂く。

こちらの人はキノコ採りをしないのかな〜 

前回の南保富士に続いてキノコをゲットした。

途中、散歩していた農家のおばさん達に聞いたが全く知らなかった。


 津幡町河合谷地区の上大田区に、大勢の人が水汲みに訪れる名水「滝の谷霊水」があります。
帰りは興津峠から471号線に出て河合谷から道坪野に向かい8号線に出た。

今回は下調べをしなかったので次回は付近の名所を訪れたいと思ったのでした。