濁谷山1238M 大平山1084M魚津市
稜線上の1074Mピークからの見上げる(5月)
平野部からの濁り谷山 隣に大倉山
登山道は林道の終点からマーキングがあり踏み跡もしっかりある。しかしあまり人が
入っていないので薮漕ぎに近い部分もある。特に春先は薮がねているので下りで迷
いやすい。山頂はすこぶる景色が良く最高の展望台だった。
(雑木に葉が茂ると海側の視界が悪くなりそうだが?)
やはり、この山は3.4月の残雪期が良いと思われる。早出が必要となるが。
2011年3月24日(木) | 2011年5月15日(日) | 2019年4月28日(日) |
虎谷からスキー使用 | 虎谷から夏道利用 | 藪漕ぎで消耗 |
2023年5月11日 | 2025年4月2日 | 2025年4月5日 |
魚津から大平山 | 14年ぶりの山頂 | 未踏の山友を誘って |
2025年4月5日
2025年4月5日
未踏の山友を誘って
4月2日の偵察に続いて3日後の5日、山友を誘って再び山頂に立った。
昨年は出るのが遅く、ルートミスで藪に阻まれて山頂を踏めなかった。今回はそのリベンジである。
あまり日を置くと、折角の偵察が無駄になるので、好天予報に即反応。
結果最高の条件で山行を終えるこ事が出来た。日焼けで顔がヒリヒリしている。
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6:45 林道に車を置いてスタート 川に沿って歩き出す。 左からの崩落地点を通過し残雪に乗る。 最初のコーナーから林道をショートカット 高度差約100、急傾斜を雪を拾って登る。 帰りの事もありマーキングを付けて行く ここの通過が今回の核心部だ! ストックをザックに着けて、ピッケル持つ。 |
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林道を歩き、伐採地に着くと一面の白い斜面 8:24 林道取り付き 572M地点 好天で、昨夜の放射冷却もあり、硬く締まっている。 アイゼンを装着して作業林道取りつき手前から一気に高度を上げる。 |
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サクサクとアイゼンの音が心地よい。 結構な急傾斜もあり斜行しながら最短コースを登る。 3日前の偵察時は気温が高く雪が緩んでおりカンジキで登った。消耗が激しく大汗だった! やはり今日のような締まった斜面は快適だ。 良い条件だった! |
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9:28 814M地点 伐採地の上部から振り向くと、虎谷山。 作業道の折り返しから。 (この先の杉林も数年で伐採されるのだろう!) この後、作業林道と別れて杉林の尾根に向かう |
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杉林を抜けると、自然林。 9;55 950M地点で最初の休憩 倒木に腰を掛けてコーヒータイム 見通しが良い反面、平坦で目標となる物が無い。 小さな丘がうねっており、意外と真っすぐに進めない。 迷いやすい所だ。 前回の踏み跡が役に立った。 一旦、倒木に腰を掛けて水分補給。 好天でも日影は風が冷たい。 |
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10:50 1074Mピーク 昨年はこのピークまでだった。 先を見る。 |
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僧が岳、駒ヶ岳等北方稜線が見える。 |
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目的の山頂が見える。約一時間の距離だ |
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相棒に先を行ってもらって写真に収める |
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最後の登りはジグを切って登る |
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頂上部は平坦な尾根が100M位続ている。 周囲を見渡しながら山頂へ向かう 気持ちの良い尾根歩き |
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山頂直下 雪庇が張り出している |
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11:35 見事な山頂に感激! バックは剱岳 一等三角点は足の下。 (富山百山の一座) |
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雲ひとつない快晴、バンザイ! 黄砂の影響も無く、一面の真っ白な世界 強い日差しで顔面がヒリヒリしている。 |
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素晴らしい バックに剱岳 見事だ!! 片貝川南又谷が猫又岳に突き上げている東芦見尾根 かつて踏破した山々が見渡せる。 |
12:00
風を避けて少し下り、ピットを掘りゆっくり食事
13:10
下山開始、緩んだ急斜面をカンジキで真下にザックザックと下る、早い早い!
13:32
1074ピークの登り返しも一気に通過
途中油断してルートミスし支尾根に下ってしまうもすぐに気が付き元のルートに復帰
14:34
最下部の林道取り付き572M地点。
15:50
山菜を取りながらゆっくりと車に戻る。
良い条件に恵まれてかつて無いほどの良い山行となった。
2025年4月2日
2025年4月2日
14年ぶりの山頂
昨年2度も挑戦したが。タイミングが悪く届かなかった。
そこで一念発起で行ってきた。
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6:38 先週の下見で確認していた除雪最終点に止めた。 堰堤下にある、取水口に有る建屋に工事業者が入っているので道が開いていたのである。 下の林道は途切れ途切れの残雪 すぐに消えるだろう! |
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7:21 少し歩いて、曲がり角からショートカットして上の林道に出る。 上の林道は50〜60センチの積雪でびっしり着いている。 そこから大きく谷を迂回して振り返る。 昨年摘んだタラの芽が未だ動いていなかった。 |
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8:14 広い斜面を林道最下部から登り、最高点で作業林道に合流、 この先までも伐採が進み一面の原っぱだった。 途中下部の伐採地はタラの芽が雪の斜面に突き出ている。 |
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8:37 この地点が作業林道の最高点(夏道の分岐点) 左の杉林へ登り始める。 |
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9:31 杉の人工林を辿り、抜けると自然林。 目標物が見当たらないので、GPSで進路を確認して1074ピークを目指す。進む 迷いやすい斜面だ。 |
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9:48 1074mピークに着いた。 対岸に目をやると僧が岳がドカーン!と目の前に広がる。 眼下に片貝側の支流が良く見える。 |
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9:55 尾根を下ると細尾根に雪庇が発達しているので注意して渡る |
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10:20 最後の登り |
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10:31 山頂直下の急斜面 |
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10:37 山頂に着いた。そく記念写真! この時はまだ剱岳の山頂は見えず! |
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10:39 振り返ると大平山が眼下になった。 遠くは富山湾が広がっている。 |
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10:46 |
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10:47 |
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11:04 食事をしていると剱岳の山頂が見えだした! 猫又に突き上げる片貝川南又谷が見事! 東芦見尾根も一望だ! 猫又山、大猫、鬼場倉の頭、の上に剱岳 |
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11:06 海側は能登半島までも見えているような? |
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11:27 僧が岳 11:45 下山開始 |
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12:11 下り始めて、目印になる木のこぶ |
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12:35 伐採広場はまるでスキー場。 毎年上部に向かって伐採が行われているようで、2年前よりは上部まで広場が出来ていた。 一面の雪原を登りのトレースを無視して、直線で下る。 早い早い! |
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13:10 林道を戻る。1M位の積雪 |
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13:36 核心部となった100Mのショートカットの場所。 最初と最後にあるのだ。 ここを林道を迂回すると40分位かかる。 |
2 023年5月11日
2023年5月11日
魚津市片貝側から大平山1084m
山菜取りを兼ねて未経験のルートから大平山を訪ねた。魚津市片貝川に沿って東蔵集落まで行き ドン滝方面に戻る。
延々と林道をひた走り高度を上げる。やがて峠に差し掛かると視界が一気に広がり富山平野が一望できた。
峠の先は坪野に続いており、見下ろせば伐採済みの広大な斜面があった。
登山口はその峠にあり、車を向きを変えて止めた。
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10:30 峠に着いた。先行車があり、2人のご婦人がスス竹取りに夢中だった。 |
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峠の手前に明瞭な尾根があり道標もあった。 |
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尾根に出ると高台にクマ除けの鍋? のようなものがぶら下げてあった。 |
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伐採地は見晴らしがよい |
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尾根に沿って高度を上げて行くと残雪が見られた。 |
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11:00 ブナの新緑が気持ちよい。 少しの山菜とスス竹を取りながら山道を登る。 |
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クロモジの芽吹き |
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12:00 大平山1084m 明るいブナの中にポツンと杉林があった。 見覚えのある杉林だった。 |
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近くに三角点。 見晴らしの良い所でゆっくり昼 14:00過ぎに車に戻り、峠を通過して坪野に出て戻った。 |
2019年4月28日
2019年4月28日
。
藪漕ぎで消耗山頂に届かず
作業林道分岐地点の周囲は伐採が終わった広大な斜面があった。
しばらくその作業林道を登ると先行車があり止まっていた。
単独の男性だった。話を聞くとその先に一台が道を塞いでいるので先へは進めないと言っている。
仕方なくその場で車の向きを変えて停車。周囲はうっすらと新雪。どのみちノーマルタイヤでは先へは進めなかった。
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9:00 車を道端に寄せてスタート。 先行者は少し先に出て行った。 ここまで入られただけでも良かった。 |
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9:20 林道を歩くと最初の分岐地点 先行者も足跡を残している 9:50 左の急な斜面から声がして女2名が降りて来た。 山頂を踏んで来たと言って下って行った。 道をふさいでいた車の主だった。 ※ この地点から左の尾根に進路を取るべきだった |
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10:00 林道終点から夏道のマーキングを拾って登り始めるがすぐに 見失ってしまった。杉林の中スノーシャワーと水滴が頭に当たる。 前方には藪山と杉林の急斜面が立ちはだかる。 本来の夏道は右寄りに藪を急登するのだが残雪が多くて 急斜面になっているので進めない あまりの急斜面に地図を見て進路を左に取ったが藪を避け られる進路を発見できなかった。 仕方なく笹薮の急斜面を登る。足元が滑るしザックは引っ かかる。 30分位の格闘の末大汗をかいて何とか藪の急斜面を突破! |
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10:30 平坦地に出ると雪が繋がっているので高みを目指す。 途中で先行者の踏み跡を発見。所々にマーキングもある。 交錯している踏み跡は登っているのか下って居るのか判別 が難しかった。迷い道も交錯してる。 帰りの事もあり藪を下るにはルートの選定が最重要だった。 |
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以前に来たことある1074m地点のピークが見えていて本来の ルートを確信した。 窪地を通過 |
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11:00 1074mピーク バックは濁り谷山 さすがに眺望は良い。毛勝三山や僧が岳が目の前だった。 消耗が有ったので此処までとし。ピットを掘って昼食。 食事も終えようしていた時に下から先に出たはずの男性が 登って来た。 随分遅い到着だった。話を聞くと大平まで行ってきたのだと 言う。 彼の後姿を目で追いながら食事を済ませた。 山頂を見る。あと1時間くらいだった |
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真正面には僧が岳 |
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能登半島が一望。富山湾がまるで湖のようだ。 |
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大平山を振り返る |
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12:40 下山開始。 地図上で最短の尾根コースを選択し雪を拾って下る。 何とか藪の急斜面を回避できたのでした。 案外簡単な下山だった。 14:00 車に戻る。 途中、伐採の済んだ斜面で山菜を発見して摘んで帰った。 |
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下山途中でこの山の伐採業者と出会って色々話をした。 伐採した木材を使って魚津市の小学校を建設したとも語ってくれた。 下山後平野部から濁り谷山を確認。 |
2011年5月15日(日)
虎谷から大平山、濁り谷山 周回
2011年5月15日(日) 会の山行 参加者9名
上市役場に7時集合して一路、滑川市蓑輪温泉へ向かい、トンネルをくぐって魚津市の虎谷集落へ。
3月に来た時に埋まっていた通路は開通していたが、坪野林道は雪解けのままで上からの石や
ブッシュが通路に転がっている。それらを巧妙に避けながら川原のような林道を辿り、さらに作業
林道を辿る。雪が熔けたばかりの林道はガタガタでダート道。四駆でも厳しい運転だ。
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8:20 林道の最終地点の少し手前で車をデポ林道の終点まで歩く。 日差しが良く辺りに雪の姿はない。 |
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8:38 林道の終点から夏道に取り付くがマーキングが多くあり導かれて登る。 最初は杉林の残雪を行くが直ぐに急登となる。半分薮漕ぎしながら、それでもしっかり山菜を採りつつ登るが足元が良く滑る。 |
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8:50 杉林を過ぎると明るい雑木林でブナが混じる椿の林。夏道が所々残雪で消えてくる。 |
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9:20 丁度1時間で尾根に出る。 1074Mピークの手前鞍部に荷物をデポ まだ残雪があった。 |
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空荷で大平山へ向かう。一旦来た道を少し下り尾根西側の残雪を拾って行く |
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大平山が爽やかだ。 |
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小さなアップダウンがある。夏道に乗ったり、笹林をかき分けたり、雪を拾って尾根通しに行く |
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振り返ると濁谷山も爽やかに見える。 新緑がすごく鮮やかで心が洗われる 右端の中間点が1074Mデポ地点 |
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10:00 山頂手前、二重山稜の平坦部。 ブナの新緑が目に鮮やかだった。 新緑と残雪が一番綺麗な時期だ |
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10:10 大平山山頂1084Mに着く。 盆栽のように見える巨木があった。 |
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山頂の一角に杉林があり、ここだけ乾いている 五分ほど休んで、来た道を戻る。 三角点を探してみたが、周囲は雪が多く発見できなかった。 |
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10:58 デポした尾根に戻る手前の残雪 左が尾根 |
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10:08 デポしたザックを担ぎ出る。 ザックがことさら重く感じられた。 1074Mピークから濁谷山を見る。 びっしり雪が付いている。 |
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夏道も一部見えているが雪を拾って登る |
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尾根伝いに登ると、二度ほど急登があるが 苦になるほどの所もなく淡々と登る |
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振り返ると大平山の全容が見えた。 |
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最後の急登を終えると山頂がそこにある。 |
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11:55 山頂。さすがに景色はよい。 |
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タムシバも |
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毛勝岳三山も見事だ。 毛勝南又谷の全容が一望だった。 |
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いつもの通り宴会。風もなく爽やかな極上の観覧席で酒盛りだ! 採ってきた山菜も早速食卓に! 稜線上は雪が繋がってあり、海側にはブッシュ。直ぐ近くでウグイスがけたたましく鳴き叫ぶ |
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13:46 私は皆に別れを言って1人先に下る。 |
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下りでは、二度ほどマーキングを見失い迷った。近くを探すと夏道とマーキングがあり、戻って下る。膝をかばいながら下る。 それでも登りに目を付けていた山菜をGETしつつ降りる。 |
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14:37 登山口の林道終点に戻った。 |
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作業小屋も今年の雪で見事に押しつぶされている。 |
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車まで山菜を採りながら歩く。 |
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14:50 車に戻り、川原のようなダート道を蛇行しながら ゆっくりと下る。 15:17 坪野林道に出る。 やはり一部で大岩が通路にありぎりぎり通過する。 |
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白倉山を見る |
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15:32 分岐から虎谷集落へ向かって戻る。 |
こうして再び濁り谷山へ登った。林道が整備され、車で入れると山頂までは2時間くらいで行ける。
案外身近な山なのだ。杉林植林の手入れが始まれば通路も楽に通過できるだろう。
今度は秋に紅葉を見に来たいと思ったのでした。
2011年3月24日(木)
2011年3月24日(木)
虎谷からスキー使用
東北地震の影響で東京から息子が帰郷していた間、連休ながら動けなかった。
その反動が出て、誘われた仲間の山行を断り1人で出掛けた。かねてから気になって
いながらきっかけが無かった。前回、会の山行が片貝第2発電所から大平山〜濁谷山
への縦走計画であったのだが雪の状態が悪く大平山までも届かなかったと報告を受けた。
それでは〜私が山頂を踏んでこようと気持が動いたのである。私にとって未踏峰の山である
今回は滑川市みのわ温泉、虎谷集落から林道利用で入山。スキー使用
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7:30 滑川市のみのわ温泉で早月川の右岸に沿ってトンネルをくぐって虎谷集落を行く。集落には知人の家具工房『家具庵トク』があり、濁谷山への案内看板が掛けてあった。ここに駐車させてもらう予定だったのだが、様子を見ながら進むと奥まで入れた。 |
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理由は奥にある堰堤の工事中にあった。林道は工事車両が行き交うので綺麗に空いていたのだ。 2/3区間を歩かないで済んだのは大きかった。 工事中の現場を下に見て邪魔にならない所へ車を置いた。 その先はびっしり雪が付いている |
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7:58 林道の数カ所で急斜面やら岩石の崩落で通路が塞がれていた。 今回はスキーなので多少の斜面は気にならないが岩石の崩落現場は上から今にも落ちそうな岩が恐かった。朝方はうっすらと前日の雪が付いていて下地の岩が隠れているのでスキーで行けた。 カンジキでは無理でアイゼンかピッケルが必携だ。 |
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先を見通し、目的の山と林道のショートカットを見定める。結果的には写真中央の雪の付いている小さな谷を登り上の林道へカット。高度差100M 林道の分岐までは行かなかった。 |
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8:25 余裕の体力で急な杉林を登り上の林道に出る。 シール登行での利点だ 30分は稼げた?。 |
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8:46 大きく切れ込んだ谷を迂回して白倉山を振り返る 迂回中も上部からの崩落に注意して通過。 気温が高くなると恐い通過となりそう。 |
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9:00 峠の手前で右に分岐している林道を確認し取り付く。杉林は手入れが良く緩い傾斜で快調に進む。鬱蒼とした杉林に入ると視野が無いので方向が狂いやすい。地図とコンパスで進行方向をセットし林道を無視して直線的に進む。 スノーシャワーを頭から浴びたり、ウサギの姿を見たりで森の中は神秘的だ。。 10:15 やや左に寄り杉林が切れた所で魚津市方面が見下ろせた。日本海も見えている。日も差してきたのでルンルンだった。汗でびしょびしょ |
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10:40 そこから先は広葉樹林帯で気持ちの良い登りとなる ブナの日陰が面白い。 やや疲れが出て、お腹も空いたのでその景色を見ながらおにぎりを1個食べる。風があるので結構寒い。 稜線近くになると平坦な斜面で窪地もあり、帰りに登り返しのロスが無いように見えている1074Mピークを目指す ピークを北側から巻いて登る。 |
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11:10 1074Mピークに着いた。向かいには僧ヶ岳がどっしりと見えた。 雪庇が大きくて端に寄らないように写真を撮る。 |
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11:15 目指すピークは未だ先にあった。稜線上は疎林で丘のようにルートが見通せる。20M程一旦下り標高差164Mを登り返すルートだ。 |
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11:22 尾根の反対を見ると大平山(1084M) |
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11:57 最後の急登をジグを切って登り返すと上部は平坦。新雪がふかふかで膝下くらいのラッセル。 振り返ると大平山が下になった。 |
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12:00 平坦な尾根の先にピークが見えた。 |
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急な山頂は雪庇が発達しており、やや下方の海側から巻いて登った。ウサギの足跡が参考となった。 |
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12:05 濁谷山(1238M)山頂に立つ 大倉山から大猫山方面の芦見尾根がスッキリと見えている。尾根筋には発達した雪庇が奇妙な姿で見えている。 残念ながらその上部は雲の中 |
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山頂の海側は風が強く、シュカブラが出来ている。 風を避けるために雪庇の裏側に回り込んで荷物を置いた。さすがに風が当たらないと日差しもあり暖かかった。 僧ヶ岳、毛勝ち方面の山を見ながらゆっくりと食事 |
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登ってきた稜線を見おろす。 大平山 |
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虎谷集落方面を見る。 左に白倉山と尻高山が見えている。 このままこの尾根をダイレクトに下っても早いのだろうと思っていたが、軽装の為にザイルもピッケルも持参しなかったので止めた。 今回はスキーなので下山は早いのだ。 |
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尾根の反対側は片貝川東又谷。 僧ガ岳と駒ヶ岳 |
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雪庇の影から芦見尾根方向。 雲がなければ奥に剱岳が見えるはずなのだが今回は待てど暮らせど、姿を見せず残念!。結局三脚とフイルムカメラは使用せず持ってきただけ。 13:00 日が陰って雪がちらついてきたので下山する。 下りは楽だが、薄曇りと前日の降雪が真っ白でまるでホワイトアウト状態。木があるので距離感はあるのだが凹凸がまるで判らない。 前につんのめったり、尻餅を付きそうになりながら、それでも尾根を過ぎると快適に降りた。 |
13:00下山開始
14:00峠の林道に出る
15:00車に戻る
車で帰る途中、虎谷集落の知人、家具工房『家具庵トク』に寄る。工房の煙突に煙が上がっていたので、
立ち寄ったのである。薪をくべたストーブの火は暖かく、美味しいコーヒーも心に染みた。
さて、反省;林道の危険地帯はやはり、アイゼンとピッケルが必携だった。
予想した通り崩壊した斜面には小石が出ていたのでスキーをザックに付け通過を試みたが
スリップしてあわや滑落寸前だった。ストックでは止まらない。
結果的に再びスキーを履いて通過。
原因は小さな岩と雪とのミックスした崩落斜面にうっすらと雪が乗った状態。
深くけり込むことが出来ず。良く滑る、腐れ雪でストックでは止められ無い。